「休憩時間のヒーロー」2021年10月10日の日記

日記

・名探偵コナンのマンガの第1話の冒頭、カラーページくらいのところで、高校生工藤新一だったころのコナンが華麗に事件を解決するくだりがあった。

・たしか洋館での密室殺人みたいな話で、足を折って治療中ということになっている車椅子の主人が実は詐病であることを暴くのだ。本当は自由に使える足を使って、屋敷の外壁をつたって部屋に侵入して殺人をしたのだ。で、新一は「もうネタは割れてるんだよぉ!」とか言って車椅子を思いっきり蹴っ飛ばして、思わず主人が立ち上がってしまう。詐病の動かぬ証拠だ。

・このシーン、こえ~~って思ったんだよな、読んだ当時。

・いや、工藤新一の推理力が半端じゃないことはもちろんわかってますよ。わかってるけどさ、仮説がいくら確かでも人の車椅子蹴っ飛ばせるかね?

・万が一、推理が間違ってて、そいつの足が普通に折れてた場合の空気を想像してみてほしい、最悪だ。「ぎゃー!」と言って転げ回る主人。カラカラと音を立てて回る、横転した車椅子の車輪。白い目で工藤新一を睨む警察関係者や館の住人たち。この世の地獄である。

・工藤新一は車椅子を蹴っ飛ばす前に、0.1秒でもそういう想像をしなかったんだろうか? しなかったんだろうな。自分の推理に自信があるから。高校生探偵特有の青さだ。そうやって自分の脳力を過信するから、子どもにされちゃったんだぞ、わかってるのか!

 

 

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