・「AI画像生成ではケンタウロスを作れない」という噂を聞いた。
・ケンタウロスなんて世界的に有名なモチーフなんだから、いまの画像生成技術なら余裕だろうと思って半信半疑で生成してみた。
・できてないね~。
・これはケンタウロスではなく「馬から脱皮する人」だ。馬の情けない顔もいいな。よく見ると弱々しいツノが生えている。
・リトライしてみた。
・頭がなくなってしまった。
・リトライ。
・馬の頭はいらないんだよなあ。
・馬の腿をどつく全裸が生成されたりと、全然成功しない。
・100枚生成したが成功したといえそうなのはこの1枚だけだった。これでも顔が足りてないし、そうとう苦手みたいだ。
・全然知らない人の乗馬とかも出てくる。
・これ好き。
・なんでこうなっちゃうんだろう。「上半身がヒトで下半身が馬」というそれだけのことを理解するのがこんなに難しいんだろうか、と人間視点では思えるが、AIからしてみれば「ケンタウロス=ウマ成分とヒト成分が混合したもの」みたいなイメージで捉えているのかもしれず「ケンタウロスにウマの頭があったらおかしい」とはならないのかもしれない。
・AIが描く人間は平気で手の指が7本あったりして不気味だが「人間が絵を見るときも木の枝が何本生えているかどうかなんて気にしない」という文を読んで納得した。「それ」を構成する必須の要素と可変の要素について、人間はかなり偏った見方をしている。
コメント