「小さい柿見つけた」2025年10月29日の日記

日記

・動画が出てます。弱ディベートダービー。ディベートが弱い人が負け残るという逆の競技ディベート。

・これを思いついたきっかけはなんか覚えてて、確か今回は選手として出てないヤスミノさんだったと思う。ヤスミノさんはグッズ制作を務めていて、定期的に「次はこういうグッズを出そうと思います」と、デザインのラフ案を見せてくれる。

・ただそれはラフだしこっちのイメージとズレがあることだって当然あるので「これってなんでこうなってるんですか?」「ちょっと地味かも?」的な、ダメ出しというか、疑問点をただ述べてみる、みたいな質疑のターンもある。そうするとヤスミノさんは言葉に詰まって、

「そう・・・すね・・・・・・・・・・・・・・・・いや、大丈夫。大丈夫す」

・とだけ言うのだった。

・「よ、弱~~~!」と思ったので印象に残っている。別にぜんぜん強く否定してるわけじゃなく、当然出てくるような疑問をただ伝えているだけなのに、なんか「会心の一撃」くらいのダメージが通ってしまうのである。これはデザインの能力とかとはまったく関係なく、どうなん、という懸念が返ってきたときにうまく返すのが苦手なだけなのだろう。

・そのとき、”弱さ”って面白いのかも、と思ったのだった。言い返そうと思えば、いくらでもテクニックで返すことだってできてしまうし、勝ったかどうかだけが問題になるのであまり興味がわかない。

・もちろん、個々人の弱いなーという部分を周囲がフォローしあえる心理的安全性が確保された環境だからこそいえることだし、本来的にはそういう安全性があらゆる場所にあるべきだと思うのだけど。議論が弱い人が、議論が弱いせいで損したらダメだと思う。

 

 

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