・動画が出てます。いろんなそうめんを食べるだけの企画。
・そうめん、最近まで全然好きじゃなかった。あんま味ないし、ラーメンのほうが好きだぜ、と思っていた。まあ大部分の人はラーメンのほうが好きではあると思うけど。子供の頃は夏休みでそうめんが出てきたら1食ぶんスキップしたような気持ちだった。
・最近になってその良さをわかってきたというか「のどごし」的なものの滋味を感じられるようになってきたような気がする。あ、そうめん好きかも、と思い始めたのがここ数年。
・でこの企画。いつもはスーパーで売ってるよくわからないそうめんしか知らなかったので、高いそうめんの品質にはけっこうびっくりした。持ち上げたときに全然ダマにならない。スル~、だ。
・そして味も美味しい。いや、言ってもそうめんだから、そうめんそのものから濃い~「味」が滲み出てくるわけではないんだけど(そんなそうめんがあったらそうめんにならない)、太さと感触がちょうど気持ちよくて「高いものって、美味いんだな……」と、何度目かの気づきを得た。
・特に約1万円の揖保乃糸「三神」は、なるほどこれが本物なのかと思わず納得してしまった。それこそ1万円札を至近距離で見たときに「こんな細かい意匠が施してあるのか」と思うのと同じような驚きが口の中に生じる。100円のそうめんの100倍うまいなんてことはないし、コスパで考えるのは的外れだけど、こういうちゃんとしたものが1万円近くすることは、確かにそりゃそうだろうなと思った。1本の太さは0.6ミリしかないみたい。
・コスパでいえば「島の光」がかなりオススメ。これも麺がスルスル入ってきて気持ちがよかった。スーパーのそうめんよりは高いけど、いま見たら80束で4000円くらいなので、1食換算だとそんなに値段は張らないと思う。揖保乃糸だと「黒帯」が好みだった。

・唐船峡のつゆも美味しかったな。わりと甘めの味付けで、そうめんの物足りない感を補ってくれる。撮影のあと自分用にボトルを注文してしまった。撮影のあまりでもらってきたそうめんの束が家にまだいっぱいあるので、これで夏を乗り切ります。
・さっき知ったんだけど「手延べそうめんをつくる仕事」って国家資格なんですね。技能検定に「製麺技能士」という分野があって、実技試験に合格していないとなれない。製麺技能士には3分野があり、「機械生麺製造作業」「機械乾麺製造作業」そして「手延べそうめん類製造作業」があるのだ。
・手延べそうめんは冬のあいだにつくる。真冬の朝4時に仕込み作業をしなければならない。配合は同じというわけにはいかない。気温や湿度を見ながら手作業で細かな調整をくわえないと良いそうめんにならないらしい。なんかカッコいい。



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