「意味がわかると怖くなくなる話」2020年8月12日の日記

日記

・客観的に見たらそれなりにうまくいっている、そうでなくても大したトラブルに見舞われているわけでもないとわかっているのに、なぜか常日頃「何もかもうまくいかない」という実感だけはしっかりあるので充足感に欠ける毎日をおくっている全国ウロマガ読者の皆さん、こんばんは。私もです。


・こんな「謎めいた話」がある。



ある村で少女が言った。

「大変、みんな寝たままなの」

確かに周囲の民家を調べてみると、村人全員まだ昼間だというのに寝ていた。老若男女村人全員が寝ているのだ。不思議に思った私は少女に尋ねた。

「何でお嬢ちゃんは起きているの?」少女は答えた

「だって私の髪は長いもの」

私はしばらく考えた、なるほど、そういうことだったのか。


・意味がわかりそうでわからない、なんとも不気味なむずがゆさを残す話だが、実はこの話には一応の「回答」がある。実は原典は英文の、ただのジョークなのだという。

・つまり「なんでお嬢ちゃんは起きているの?(Why are you getting up?)」を、少女が「なんで(髪を)アップにしているの?」と解釈し「だって私の髪は長いもの」と答えた、という。まあ手の混んだダジャレみたいな話なのである。なぜか日本語圏でばかり有名で、英文で検索しても出てこないから本当に正しいのかは謎なんだけど。まあ理屈は通っている。

・一回翻訳することによって、ただのしょうもない話に不思議さを付与することができるかもしれない。たとえば日本語のなぞなぞを「怖い話」ふうに書き直してみるのはどうか。



地元に言い伝えられている珍しい生き物は、ある川に棲んでいるという。

私は


怖いもの見たさで


友人と一緒に川へ近づいたが、たしかに妙な生き物がゆったり泳いでいた。

「危なくないのか?」と私が聞くと「ああ。奴らは獰猛だが、動きは遅いからね」と友人は答えた。しかし、その直後に彼の顔は青ざめた。

「まずい。奴らは2匹いる」

最初、私はその意味がわからなかったが、すぐに気がついた。

早く逃げなければ。

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