・動画が出てます。いまドラマ版も配信中の『笑ゥせぇるすまん』のオチを題材にクイズをつくりました。
・笑ゥせぇるすまんを初めて読んだのは小学校低学年のときで、あまりの悪さに衝撃を受けたものだ。『不思議町怪奇通り』という分厚い短編集を買い与えられて、それに収録されていた。前も書いた気がするが。
・笑ゥせぇるすまんはドラマ版で「マイルドになった」と言われているみたいだけど、実は原作の時点でそうであることはあまり知られていない。ごく初期の短編は1960年代終盤に掲載され、単行本にして1巻ぶんくらいの量しかなく、タイトルも『黒ィせぇるすまん』だったのだ。それから20年近く経った1980年ごろに改めて『笑ゥせぇるすまん』として連載が始まり、ギミア・ぶれいくというテレビ番組でアニメ化されたりしてから一躍有名キャラクターになったのである。
・なので単行本は1巻と2巻の間に20年の開きがあり、絵柄も全然違う。再開してからの喪黒福造はマスコット的に可愛くなっているし、邪悪そのものだった展開もどこかマイルドなものが多くなった。まあ、脂の乗ってトガった30代で描いた作品と、20年後、壮年になってから描いた続きでは作風が大きく変わってくるのは当然だろう。人が不幸のどん底に叩き落される話を全く同じ勢いでやってたらそっちのほうが怖い。
・今回、単行本を改めて読み返してみると「めちゃくちゃゴルフネタやってんな」と思った。半径10mの興味で話を作っているなあ、という感じである(藤子A先生はゴルフ大好き)。4回に1回くらいゴルフの話だった気がする。掲載雑誌的に、ゴルフをやっている読者が多かったのもあると思うけど、たぶん好きなだけだろう。



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