・ボカロ小説(ボーカロイド曲の世界のノベライズ)アンソロジーの単行本に短編『Let Me Put My LOVE INTO U』を提供させて頂きました。予約が開始してます。
・全編独自の解釈で書きました。
・なぜなら曲がこんなだからです。
・頭を抱えた。楽曲としては大好きで、依頼をいただくより前から繰り返し聴き続けていたけれども。通常ボカロ小説というのは楽曲やMV内にストーリーのようなものがなんとなくあって、小説によってそれを「補足」するようなイメージだ。しかしこれに関しては、音の形をした破壊のようなものだから。結果、曲を聴きながら妄想した何かを叩きつけるようなアプローチを取るほかなかった。つまり全編『人マニア』である一方、なんの関係もない話を書いたというわけ。ほかの作家さんがどんなふうに取り組んだのかめちゃくちゃ気になる!
・動画が出ていますねえ。夜のあるある100コで勝負だ。
・どんなアイデアの出し方本を読んでも「アイデアを出す段階で厳選するな。カスみたいなのも含めてまずは量を出しまくれ」って書いてあるけど、ほんとだなと思いますね。30分で100コ。3人がかりとはいえ出せるのは「フクロウ、ホーホーがち」みたいなカスのあるあるを許容しているからだ。それを許すからこそ、短時間では出せなさそうないいアイデアまで到達できるのだと思う。
・私が出した夜あるあるで割と好きなのは『コンビニに夜食を買いに行くとき「こういうのがいいよなあ」と俯瞰して思いがち』『布団の中で靴下を脱いでしまい「起きてから回収しよう」と思うが、忘れがち』『風呂に入って年越したとき、自分が本当におとなになったと思いがち』『すごい変な時間に寝て、深夜3時とかに起きたとき、夕方のような気がしがち』『深夜ラジオ「深夜だからってやりすぎだろ!」みたいなやつを全部のラジオが言っている』『宇宙人を発見してしまうおばさん、クッキーをのばす棒持ちがち』あたりだろうか。
・それにしてもコメント欄、ルールに対する言及が多い。そんな勝敗気になるんだ。やっててなんだけど勝敗のこと全然考えてなかった(それはそれでどうなんだろう)。確かに本当にフェアネスを意識するのであれば、もっとルールは改良の余地がある。ただ、カジュアルに分かりやすく、テンポよく進めたいという動画上の都合もあって現状のルールになってもいるので、難しいんだよな~。たとえばあるあるの内容がどっちのチームのものかわからないようにすると判定の公平性は高まるけど、自信のないネタを読まざるを得ないときのソワソワしたリアクションがなくなっちゃうので、たぶん面白さ的にはマイナスになる。もうちょっと探ってみます。
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