「Let’s Groove」2021年8月9日の日記

・そうめんである。そうめんの日々であることだな……。

・近所にできたけれどまったく行ったことのない飲食店があり、今日ついに行ってきた。みんなの家の周りにもそういう店があると思います。

・中途半端な時間に行ったのでお客さんは皆無であったが、料理は美味しかった。

・なぜ二の足を踏んでいたか考えてみると、店先のメニューの置き方に原因の一端があるような気がする。メニューの書いてある板が入り口のすぐ横に貼ってあるのだが字が小さい。「どんなものを出すお店なのかしらん」と眺めていると、中にいる店主が確実にそれに気づく仕組みになっている。

・まずは入るか入らないかを決める段階なのに、その検討をしているだけでもう「入る」寄りの振る舞いになってしまうことが恐ろしく、ろくにメニューを確認できず、通りがかりに1、2行ほど読み取って「なるほど」と把握するのを繰り返す、という、脱獄囚がスプーンで壁を削るがごとくに地道な情報収集をしてきた。しかも店が休みの日はメニューごとしまっちゃうのだ、その店。そういう日こそジロジロ見させてくれ～～。

・「個人経営の店は具がでかくてうれしいな」とか思いつつ食べていたら、親子連れが入ってきて、持ち帰りメニューの注文だけして出ていった。子どもがまだ散歩をしたいようだからすぐには入店しないので、とりあえず注文だけさせておいてくれ、ということらしい。なんか「慣れてる」って感じがしてかっこいいなと思った。以前、丸亀製麺で見かけたおじいさんを思い出す。かけうどん1杯だけを頼んで天ぷらも頼まず、ズズッと2分ほどで完食して退店していた。「慣れてるな～」って思った。