
・秋葉原にあるアイドルマスターシャイニーカラーズの展示を見に行ってきました。

・この展示の目玉はこれ、「作中アイドルの履物が入った下駄箱」の展示である。なにそれ?
・オタクが詰めかけ、しげしげと靴を鑑賞している様子は異様でしかないんだけど、実際に見てみるとたしかに「これは……!」と息を飲んでしまう『顕』のチカラがあって、すごかった。

・用途のあるものだからこそ起こる「予期」だ。レモンを見ると口の中に酸っぱさが広がるように、椅子があればそれを見るだけで「座る」という動作が予期される。スリッパがあれば、そこに入る足、そして人、生活が予期される。

・一見すると奇をてらったような展示だけど、ヴィジュアルで見せる物語においてフォーカスされるのはほとんどの場合は顔を中心とした上半身ばかりで、そのからだを支えている足元にカメラが向けられることはほとんどない。同じ肉体でありながら、足元はその作品における細部になりさがっているような現状があると思う。もしそういう状況に気づいたうえでの「下駄箱の展示」なのだとしたら、制作陣の欲求不満力の高さには驚くばかりだ。



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