世界のアソビ大全51 | Nintendo Switch | 任天堂
・Switchの『世界のアソビ大全51』に収録されているレトロすごろくゲーム「ルドー」を遊ぶ動画を出した。
・まあやばいゲームだという内容なんですが、ちょっと自分の中の感情とかゲームの認識の整理がしっかりつく前に、イジりに走ってしまったなという反省がある。テキストで補足的にアソビ大全版「ルドー」のことを考えてみようと思う(アソビ大全版であることも重要で、他に発売されているものだともっとゲーム性が高かったりするらしい)。
・動画で、私はルドーについて「戦略性がない」「運が全て」と繰り返した。しかしこれは言いすぎで、戦略性が皆無というわけではなく、駆け引きの要素はある。少なくともアソビ大全に収録されている「戦争(カードの数字の大きさを競うだけの、真の運ゲー)」や「たこやき(9割9分運ゲー)」ほどではない。
・プレイヤーは4つのコマをゴールへ導くが、動かせるコマが2つ以上あるときは戦略性が生じる。ここをうまくやれば勝率を上げることができるし、動画での私はちょこちょこ変な指し方をして不利になっている。
・とはいえ戦略性が薄いこともまた否めないだろう。そもそも 「相手のコマが自分のコマに着地したら強制的にフリダシに戻される」「フリダシのコマはサイコロの6が出るまでスタートさせられない」 というルールのせいで、盤上を動かせるコマが2つ以上になる機会がとても少ないのだ。ゲーム中の行動の大半は選択の余地なくそう動かざるをえないようなものだし、行動に選択肢があるときでも、多くの場合、妥当な選択肢はひとつしかなかったりする。「こっちを選べばこういう意味で有利だけど、別の意味ではリスキーだな」というジレンマが生じる機会が少なく、プレイ中の大半の時間を漫然と遊ぶことになる。
コメント