「鳩猫は猫の勝ち」2024年10月14日の日記

日記

・夢を見た。地下にある魚市場のようなところを歩いている。足元をサッと何かが横切っていく。

・思わず目で追うと、そいつは中途半端に開いたシャッターの下に潜り込んで身をひそめた。かがんで何がいるのか確かめた。

・見たことのないものがいた。全長は50cmほど。体の構造はバッタにそっくりだが、色は全体的に白い。質感は、ダイオウグソクムシのような深海の節足動物にそっくりである。全身がぬらぬらと粘ついた液体で濡れている。そして頭部は、人間の頭蓋骨そのものであった。

・そいつは見かけからは想像できないほど素早い動きであちこち走り回っている。通りがかりの人たちがその奇怪なクリーチャーを見て「あ! かわいい」というようなことを言った。バッタドクロは素早く走ってきて、人の足元から体を這って駆け上がってきた。その人はそれを喜んで、触ったりしてかわいがっている。

・私のところにもきた。人懐っこい小動物のように、跳ねながら体に張り付いて、勢いのままに登ってくる。頭蓋骨が顔の眼の前まで迫り、垂れてきた体液で全身が濡れるのを感じた。

 

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