「食えるものだけひろって」2024年8月23日の日記

日記

・本が出ます! 『納税、のち、ヘラクレスメス のべつ考える日々』です。

 

・色校が届いたので現物を確認しているけれど、今回もいいです。写真だといまいちわかんないかもしれないけど、なんとも落ち着いたいいピンク色をしております。

 

・143本(おそらく)の日記の断片にくわえて、古賀及子さんとの対談や、山素さんの1ページ漫画もあり、まえがきとあとがき、あとオビにテキストが書き下ろされたりもしております。日記もほぼ全部なんらかの加筆がある気がする(でも見比べないでほしい)。

・われながら「いろいろ載ってるけどなんだかよくわからん本だなあ、ためにならないし……」と思ってしまい、あまり胸を張れない気持ちもある。だけど、自分の過去を振り返ってみると「なんだかよくわからん、ためにならない本」に囲まれて育ってきたのだった。出版界の隙間で生み出された本で構成された自分がこういう「よくわからん本」を出すことになるのは喜ぶべきことかもしれない。

 

・そういえば、電子版も準備中です。もしかしたら発売日が少しずれるかも?

・サイン本は9月の半ばに準備をすすめて、いくつかの書店に並ぶことになるみたいです。

 

 

・動画が出てます。マヨネーズって食べ比べることあんまないから貴重な機会だったな。

・高級なマヨネーズのうまさもよかったが、カロリーカットのマヨネーズを食べ比べたときの違いが面白かった。カロリーオフのを食べて「……あんま変わらないな?」「それならこれでもいいかも」と思ったあと、更にカロリーを強烈にカットしたやつを食べると、明らかに「軽く」なっているのがわかる。本来のマヨネーズが持っていた体幹みたいなものが、気づかれないように少しずつ削り取られていて、どこかでその臨界点を超え「全然違うじゃねーか!」という感じになる。マヨネーズはどこまでマヨネーズか?

 

 

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